長興山紹太寺
ココの胡麻豆腐を食べたら、もう他の所のものは食べられないと思いますヨ。
さて、長興山紹太寺とは
江戸時代初期の小田原藩主だった稲葉氏一族の菩提寺です。
三代将軍家光の乳母、春日の局もこの紹太寺の山上で眠っています。
そして、黄檗普茶料理が頂けます。
黄檗普茶料理はひと言で言えば中国の精進料理。
江戸時代初期に明の高僧隠元禅師が福建省から日本に伝えたものです。
今は、京都宇治の黄檗山万福寺からも料理の修業に来るそうです。
お料理の特徴は豆腐、胡麻、油を多用し季節の蔬菜の持ち味を生かして調理する点にあります。
1卓4人で和気藹々のうちに食するのが普茶の作法。
なんと言っても一番美味しいのが胡麻豆腐!
白胡麻を炒って葛と合わせた逸品。
そして面白いのが天ぷら
中身は紅しょうが・こんにゃく・餡・梅干などなど。
長興山紹太寺神奈川県小田原市入生田303
0465-22-7760 FAX0465-22-5262
箱根登山鉄道・入生田駅5分
普茶料理5,000円・7,000円(税別)
普茶懐石9,000円(税別)いずれも4名以上でご予約を
桜の時期は、稲葉正則が『春を忘れね形見に』と植えたしだれ桜が有名です
また、このお寺の次男さんのお店
鎌倉の「千」は、胡麻豆腐のみのお店
ケーキ感覚で頂けます。
胡麻豆腐は長興山より大きめでちょっと甘く仕立ててあります。
写真でお腹いっぱいです。
インゲン豆の語源なんですよね、隠元禅師。
こんばんは。まぁ
>写真でお腹いっぱいです。
なんておっしゃらずに、精進料理もたまには良いですよ!
本山で禅の修業なさった方のお料理は奥深さを感じます。
隠元禅師の伝えたものは他にもたくさん。インゲン、分かりやすいですよね。
胡麻豆腐は本当に手が掛かるお料理なのに食べるのは一瞬!
ホント美味しいですよ!