ウィーン永遠の伝統菓子 ザッハトルテ
1832年に時のオーストリア宰相メッテルニヒから命ぜられ、ウィーンの菓子職人(まだ見習いだった)フランツ・ザッハが作り出したケーキです。
その後2代目ザッハーがホテル経営に成功しホテルザッハーで出されるザッハトルテは門外不出レシピとして受け継がれていきます。
ところが、3代目ザッハーは、ホテル経営不振となり、王室御用達菓子匠であったデメルに助けを求めます。その見返りとしてデメルでもザッハトルテを作ることを許可してしまいます。
と同時に門外不出だったレシピは流出?!
3代目がなくなったずっと後の第二次世界大戦が終わり世の中が落ち着きだした頃、ザッハホテル側からデメルで使っていた“オリジナルザッハトルテ”という標示を中止するようにと争いが起き、ついには法廷まで持ち込まれます。
裁判は、ウィーンの文化人、歴史家、料理研究家などを巻き込んで世間をにぎわしました。
この甘い戦争は7年も争いが続いた後、1962年(ナント私が生まれた年です)に決着。
その結果どちらもザッハトルテを生産してよし、オリジナルをつけるかどうかは双方で決めるようにと判決が下ります。
そしてこんな事件の後更に有名になるのです。
今ではウィーンの多くのカフェでザッハトルテはいただけます。
こちらは、ザッハーホテルのオリジナルザッハトルテ
美味しかったです♪
ウィーンの様々なカフェでいただきましたが、ザッハホテルのザッハトルテが一番好きです。
そして、デメルのザッハトルテはこちらです。
お教室ではザッハホテルのレシピで作ります。
お楽しみに♪
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本家本元のザッハー・トルテをね!!!